理想を求めて-①

"兵庫じばさんツアー"から神戸へ戻り

翌日には兵庫県北部へ

とんぼ返り


この日は天気予報通りの大雪
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道路は除雪されているので

チェーンを装着するには至りませんでしたが

なかなか緊張するドライブでした

大荒れの冬の日本海、演歌が似合います
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日本海の港町、香住町で一泊した後

鳥取民藝美術館


兵庫県の地場産業、伝統工芸品、民藝に触れ

昨日の9月にeleをオープン

店舗をプロデュースしていく中で

特に民藝に興味を魅かれ只今猛勉強中です

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鳥取駅のほど近くに「童子地蔵堂」「鳥取民藝美術館」

「たくみ工芸店」「たくみ割烹店」 が並ぶ通りがあります

この通りは鳥取市に医師の子として生まれた

吉田璋也氏が柳宗悦氏の著作に強く心をひかれ

民芸運動に参加し

昭和6年に鳥取市に帰り耳鼻科を開業した後

工藝館、民藝美術館、割烹を開いたことから

民藝コーナーと呼ばれております


写真左から童子地蔵堂
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童子地蔵堂の中のお地蔵さんはおまつりする人が居なくなり
無縁仏となり消えてゆくのを惜しみ
このお堂を建て保存することにしたそうです

鳥取民藝美術館
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昭和24年に開館、国内を問わず朝鮮、中国、東南アジアと
世界各地から収集した5千点に及ぶ品々が
テーマごとに陳列、展示されています

たくみ工藝店
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昭和7年に開店した全国で一番最初の工藝店
民藝運動の祖である柳宗悦の命名で手造りの民藝品を
日常の我々の生活の愛用品とする事を目的とし鳥取のみならず
全国の手仕事による美しい品々が並んでいます

たくみ割烹店
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別名生活的美術館と名付け昭和37年に開店し、工藝店、美術館と連なっている割烹


吉田璋也氏は地元鳥取の滅びつつある手しごとを復興させ

美術館で物を観て工藝店で手に取って購入し

割烹で実際に使って食べるという
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一本のラインで繋げています

鳥取の食材にこだわり
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民藝品を使って地元の食材で

調理された料理が並ぶ
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今でこそセレクトショップなどが

ギャラリー、ショップ、カフェをプロデュースする事は

特に珍しくはありませんが

昭和の初めに鳥取という地方都市で

このような事が行われていたとは・・・


柳宗悦氏の民藝運動は、民衆的美術工芸の美を発掘し

世に紹介することに対し

吉田璋也氏は発掘して紹介するだけではなく

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この様な果物ナイフなど

自らがデザイナーとして新しい民藝品を

世に出しているのです


衝撃です!!!


頭の中は驚き、感動、焦りなど様々な感情が渦巻いています



鳥取の窯元めぐりへつづく・・・



iPodシャッフル本日の1曲目 メリーゴーラウンド/INU
by lantiki_mtpd | 2013-02-12 14:43 | 兵庫県産地訪問
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